BESSライフ vol.2 「程々の家」とは?
BESS久御山に、大屋根の落ち着いた佇まいの家がありました。
「程々の家」ジャパネスク
そのコンセプトは?
程々。 ジャパネスク
何事も程々が一番だと思います。
程々は適当に妥協するという意味に捉えがちですが、
真意はグッドバランスです。
寸止めの美学とでもいいますか、
突き詰めているんだけど、ヤリ過ぎは粋じゃない。
そんな日本人的な感覚尺度を大切にしました。
西洋に走りすぎることなく、
日本の伝統に凝りすぎることもない。
造りすぎず、飾りすぎず。
機能や性能は必要充分で良し。
心の軸足を日本に置く、
新しい日本人に相応しい木の家、
それが「程々の家」です。
BESSが提案する考え方は斬新で、個性的です。
選ぶ言葉は、無骨なのか、荒削りなのか。。。
けれど、気に入ってしまいました。
大屋根のかかった広縁
外でもなく、内でもない広縁にはテーブルと椅子が置かれています。
自然を感じながら過ごす、もうひとつの居間になりそうです。
キャンプ用のローテーブルとローチェアもいいかも。
ランタンか行燈を置き、卓袱台と座布団でのんびりするのも良し。
内と外を繋ぐ曖昧な、程々の空間です。
格子戸に囲まれた居間
広縁につながる居間は格子戸で囲まれ和の趣
かと思えば、一方には薪ストーブがでーん
反対側には、和室が繋がっています。
壁の一部は赤い横板の「柿色壁」
他は落ち着いた色合いの縦板壁です。
光を抑えた空間で、少し暗いようにも思いますが素敵です。
これは、印象的でした。
他の展示場には、また違うタイプもあるようなので、
もう少し調べてみることにしました。
BESSの家めぐりの始まりです。