気まぐれ通信 No.4 スターバックス ハミングバード・プログラム

誰に配布するわけでもないですが、A4の通信を書いています。宜しければご覧ください。
通信版PDFは下のリンクからダウンロードできます。

drive.google.com

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奈良蔦屋書店

スターバックスが大好き」から

 No.1 で「スターバックスが大好き」から始まったお話が、9 年前にタイムスリップし、ずいぶんと話が長くなりました。 ハミングバード・プログラムの話に戻しましょう。

 みちのく未来基金カゴメカルビーロート製薬の3社が協力して 2012 年に立ち上げました。2020 年現在、支援する 企業や団体は 70を超えています。その1つがスターバックス コーヒー ジャパンです。
 2012 年初夏、スターバックスの広報部のスタッフがみちのく未来基金を訪ねました。スターバックスは震災後、被災地でのコミュニティ作りの支援としてコーヒーを提供する「道のカフェ」を続けていましたが、新しいプロジェクトを検討するためでした。
 その広報部のスタッフの酒井恵美子さんは、子どもたちの話を聞き、企画を練り上げました。その中で南米に伝わる民話『ハチドリのひとしずく』から取り入れた『ハミングバード・キャンペーン』を幹部に提出しました。これが始まりでした。

 私は、スターバックスの店頭に小さな黒板で告知がされているのをたまたま見つけて、ハミングバードのカードを購入しました。同じようにこのカードを購入した方々は大勢いるでしょう。2020 年までにハミングバードのカードは、累計発行枚数 727,176 枚を数えます。そして、累計寄付金額 158,272,164 円になっています。ラテ1杯が 460 円ぐらい、その 1%のお金が集まって、これだけの寄付になっています。
 酒井さんをはじめとする企画に携わったスタッフたちは、1000 店舗の 2 万5 千人のスタッフやお店を訪れるお客様一人ひとりがハチドリになれる企画をと『ハミングバード・キャンペーン』を始めました。
 キャンペーンという言葉は一時的な印象を受けます。今は、『ハミングバード・プログラム』と呼ばれ、9年間継続されています。続けることが小さなひとしずくを、大きな支援に変えたのだと思います。
 この小さなブログ(通信)をたまたま目にして、ハミングバード・プログラムに参加してくれる人がいたらいいなあ。

www.starbucks.co.jp

継 続  発 展

 毎年、ハミングバード・プログラムが続いているのか不安になり覗いてみるのですが、スターバックスのWebページに何やら気になる言葉を発見!

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for  TOHOKU & YOUTH

東北の子どもたちの夢を応援してきた
ハミングバード プログラムが支援の輪を広げます。
日本に住むすべての若者が、自らの手で未来を切り拓いていけるように。
プログラムに参加して、若者たちの夢を一緒に応援しませんか

 2011年3月の東日本大震災を受け、全国のお客様とスターバックスが一緒に取り組んできた寄付プログラム。
 これまでにのべ65万人のお客様にご賛同いただき、震災で親をなくした子どもたちの進学を支援する「公益財団法人みちのく未来基金」へ、累計金額1億4千万円を寄付しました。

 今年から新たに、みちのく未来基金に加え、経済的困難を抱える子どもたちに学ぶ機会を提供する「公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン」へ寄付先を拡大。
 東北、そして日本全国の若者の夢を応援するプログラムとして、継続・発展していきます。

 プログラムが継続されていることも嬉しいですが、新しい課題にも取り組み、前進していることが嬉しいです。
 『チャンス・フォー・チルドレン』についても、また勉強して、機会があれば書きたいともいます。

素敵なスターバックス

 私の街、奈良にも素敵なスターバックスがあります。お気に入りは、奈良鴻ノ池運動公園店と奈良蔦屋書店。

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 鴻ノ池店は三方が硝子で開放的なお店。池に面したテラス席も風を感じられて気持ちが良いです。晴れた日や夕方がお勧め。

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 グランフロント大阪店の蔦屋書店が大好きで、奈良にできた時には驚き、大喜びでした。奈良蔦屋書店はゆっくり本が読めるし、中川政七商店も楽しめ、最近入り浸っているお店です。

 蔦屋書店もスターバックスもインテリアが落ち着きますね。店内の色は黒とグレーに木の色が主流で少し暗く、自然に近い落ち着いた色です。照明はスポットが商品や本棚にあてられて一番目立っています。そして、看板とスタッフエプロンの緑が挿し色になって効いています。
 また、窓の使い方が良いなあと思います。スターバックスで窓に向かう席を陣取る方は多いのではないでしょうか。また、機会があればご一緒したいです。
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